イノベーションは農業のあり方も変える!?

13615494_10153492114735666_9112827172823557292_n.jpg

・技術の発達で、農業にイノベーションの波がきている
・農業こそハイテクを導入して省力化と合理化
・農業でたべていける、職業として積極的に選べる状況をつくる

日本中で耕作放棄地が増え、なんとか農業を維持しているところでも高齢化が進み、いよいよ深刻さが増しています。このままみんな農業を辞めちまったら、僕らは10年後に一体何を食べれば良いのでしょうか。

そのような意味では、農業はなくならないし、なくなるわけにいきません。死んでしまいます。となると、人口が減り、高齢化が進む中で食糧を生産するにはどうすれば良いのでしょう。

ハイテクを活用するしかない!

なんとなくハイテクを活用した農業というと、大規模プラントを建造して、植物工場として稼働させる、みたいな感じがあります。僕が言うハイテクは、最近のキーワードである、ドローン、IoTとAI、そしてビッグデータです。何がなんだかよくわかりませんが、重要なポイントは、今の新しいテクノロジーの導入で、省力化と合理化ができれば、食べていける農業として取り組める可能性があるというということです。

僕のモットーは「イノベーションは弱者に利する」であり、裏を返せば、自分が弱者であると考えたら「利を得るためにイノベーションを活用せよ」ということになります。

わかりやすい例でいくと、農業機械は超高額で簡単に手が出るものではありません。稲作で言えば、大型トラクターや大型コンバイン、最近はヘリを使った農薬、肥料の散布など、ハイテク農業はどんどん進んでいます。ただし、これは相当なコストがかかるため、農業者としても、農業生産法人を設立して、補助金をもらって、、、とでもしなければ、そのような機材はハイテクといっても購入はとても難しいわけです。

ひるがえって、世界を見れば、イノベーションの波が農業の世界に浸透しています。温度センサー、土壌湿度センサー、塩分濃度、様々な情報を収集し、インターネット回線を通じて、パソコンやタブレット、スマホにデータを送るデバイスが誕生し、驚くべき速度で世界の農業のあり方を変えています。

それらのデバイスは、数十ドルから数百ドルです。信じられないような低コストで、情報を収集し、意思決定に活かすことができます。20年農業をやってはじめて、野菜や米作りが少しわかった、というのではなく、データに基づいた栽培管理で、未経験者でもいきなりベテラン以上の農業ができるようになりました。


農場から自動的に集められた超大量のデータ(ビッグデータ)をAI(人工知能)が分析し、自動的に最適な給水が行われる、自動的にドローンが飛び立ち、最適な肥料や農薬がピンポイントで散布される、スマートファーミングと呼ばれる高度にハイテク化された農業がもうすぐ世界の標準になります。

とはいえ、このような農業は小さな田んぼや農場では、あまり効果を発揮することはできないでしょう。そのためには、まずは日本の標準的な小さな田んぼを統合して、圃場(ほじょう)を大きくする必要があります。これこそが政治に求められる農地管理の改革になるはずです。(もちろん国の制度なので簡単に変えることはできないことはわかってますが)

せっかく次々と誕生してくる超ハイテクな農業機材、その性能を最大限に発揮できるように、農地整備を行うことが農政に求められているのではないでしょうか。逆に言えば、それ以外の農業の取組みは、なかなか効果は得られないかもしれません。

政治的な理由でハイテク機材の効果が発揮できないとしたら、とってももったいないです。もったいなさ過ぎます。

 

お読みいただきありがとうございました!よろしければシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Top